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夏と矯正のお話
みなさんこんにちは。
矯正歯科医の宮島です。
外では1日中ジリジリと蝉の鳴き声が聞こえてきます。
海開きも場所によっては始まる頃でしょうか。
さて、夏といえば・・・ソフトクリーム。
小さい頃、暑くなってくるとよく友達と近くのコンビニ「〇〇ストップ」で
濃厚なソフトクリームを買っていました。
バニラのほかにチョコや限定の味も出ていて、いつも友達と別々の味を買って食べ比べをするのです。
しかし、毎回一口目をかじった後に友達に渡すのが、本当に嫌でした。
なぜだか、わかりますか??
自分のアイスを友達にあげたくない、という理由ではありません。本当はみんなでシェアをしたいのです。
しかし、当時歯並びが悪かった(前歯2本が出歯だった)ことが原因で
食べた後、ソフトクリームのてっぺんに残る、歯型がとても気になっていました。
なので、毎回味を交換するのが億劫で仕方ありませんでした。
幸い、そのことで友達に歯並びが悪いとか、イジメにあったりすることはありませんでした。
でも、当時はソフトクリームだけに限らず、噛んだ後にしっかりと歯型が残ってしまう食べ物、アイスバーや、スイカ、ハンバーガーなど、、、みんなとシェアをしそうな食べ物は極力避けていました。
これは私の患者さんの、夏になると思い出す歯並びに関するエピソードです。
30代の女性の患者さんですが、
今は綺麗に治療をして、自分の歯並びを気にすることなく楽しくみんなで食事もされています。
今も定期的にメンテナンスにいらっしゃいますが、いつもその方がおっしゃるのは、
「もっと早く歯医者に行って相談していればよかった。」
「今思うと、小さい頃は家庭の事情や経済的な理由でできなかったけど、自立して自分で自分の体に投資をして健康的になると、歯並びだけじゃなく生活習慣や意識も変わるんですよね。」
歯列矯正は、大人になってから初めても遅くありません。
歯並び、口元も身だしなみの一環です。
もしかして、自分も気づかぬうちに周囲に不快な思いをさせてしまっているかも??!
少しでも気になった方は、近くの歯科医院でカウンセリングを受けてみましょう。