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口元も、ボディメイクをする時代!
雨の日が続きますが、ジメジメを吹き飛ばすくらい、W杯で日本中が熱くなっていますね!
こんにちは、矯正歯科医の宮島です。
前回の記事で、
「口腔(顔面)は、意思の力でトレーニングできる唯一の内臓です。」とお伝えしました。
自分の意思の力でトレーニングなんて、できるのか?
はい、できます。
近年、ボディメイクや筋トレ女子というワードを耳にしますよね。
特に30代40代の男性女性の間で、見せる筋肉や、メリハリのあるボディラインを、短期間でつくりあげるボディメイクトレーニングが流行っています。
健康的な体にすることは日々の生活の改善につながり、なによりも皆さんの生涯を通して健康に対する意識が改善します。
これは、歯の健康、お顔周りのトレーニングにも同じことが言えます。
今日はその
レーニングのひとつをご紹介します。
そして最後に、おすすめのエクササイズ「あいうべ体操」を紹介したいと思います。
「あいうべ体操」は、福岡・みらいクリニックの今井一彰(かずあき)院長が開発された、口呼吸を改善するための口の体操です。必要な道具も無く、すぐにできますので、ぜひ日頃の習慣に採り入れてみてください。
~「あいうべ体操」の手順~
次の4つの動作を順に繰り返してください。声は出しても出さなくても、どちらでもかまいません。
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と唇をとがらせて、口を強く前に突き出す
④「べー」と舌を突き出して下に伸ばす
①〜④を1セットとし、1日30セットを目安に続けるといいでしょう。
「あいうべ体操」は、きちんと真面目に行うとかなり口元が疲れると思います。慣れるまでは、1回2~3セットずつに分けて行うといいでしょう。入浴中にゆっくり時間をかけて行うのがおすすめです。
この体操は、普通に話す時よりも口をしっかりと大きく動かすことがポイントです。
ですが、無理は禁物です。特に顎関節症の人や、顎を動かすと痛いという人は、回数を減らすか、②の「いー」と③の「うー」のみを繰り返して行ってください。「いー」と「うー」の動きは関節に負担をかけないので、何回行っても大丈夫です。
また、「べー」がうまくできないという人は、大きなあめ玉をなめ、舌を運動させてみてください。
夏至が過ぎた今の時期は、1日の陽が長く夜の時間も楽しめます^^
私も連日のサッカー観戦で毎晩夜長が続いています(笑)
試合までの時間、」是非あいうべ体操、トライしてみてくださいね。
―参考文献―
国際人になりたければ英語力より歯を“磨け”
世界で活躍する人の「デンタルケア」 宮島悠旗
幻冬舎ゴールドオンライン