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急増している?「美容系男子」とは。
こんにちは、矯正歯科医の宮島です。
「爪のお手入れは女性がするもの」、私はここ最近までそう思っていました。
しかし、今は違いました。
びしっとかっこいいスーツを着こなし
リモワのスーツケースを片手に引いたビジネスマンが
都内の一角にあるネイルサロンへ入っていく・・・
その男性が入っていった店内を遠目に見ると、中には数人の男性が施術を受けていました。
先日、タイムリーなことにテレビで「密かにブームのネイル男子」の取材の番組を見ました。
一見、爪のお手入れをする男性は、ファッションやおしゃれ、モデルのような仕事をしている人がするものと思っていました。
実は、最近、一般のビジネスマンのお客さんが急増しているみたいです。
その理由は、
主に初対面で挨拶をするとき、そして名刺交換の時に相手へ好印象を与えられるから、というもの。
ビジネスシーンでのエチケットとして活用する男性が増えているようです。
確かに会話の最中や、食事中など、無意識に相手の指先を見ていることはあります。
もしひどいササクレで荒れていたり、爪の間が黒ずんでいたとしたら…、
その人の日常生活を少し想像してしまいますよね。
「男性もここまで身だしなみに気を遣う時代になったのか」、と感じます。
「私が思う、本当に「かっこいい」男性は、
ハイブランドの小物や高級車、腕時計とかにお金をかけなくても、自分自身に元から備わっている、「歯」や「爪」、「肌」自分の体のパーツにお金をかける。
きっともともと「美意識」が高いから、自然とその人が身に付けるものもその人になじんで「かっこよく」見える。
と、患者さんが話しをしてくれました。
人の第一印象でとても大事な部分である目元、口元、手先、指先。
全く知らない男性から、
綺麗に手入れされた指先で名刺を渡され、さわやかな笑顔の口元。
そして、白く整った歯並びが見えたら……
「おっ、この人素敵な人だな」と感じてしまうかもしれませんね。
じつは、周りの人たちからは、意外とみられているかもしれません、あなたの手先、指先、口元、目元…。
私も常に意識をしないと。