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30歳を過ぎても歯並びを治すべき3つの理由
皆さんこんにちは、矯正歯科医の宮島です。
ここ最近、エイジング世代の美容に関する本や雑誌、テレビ番組をよく見かけるようになりました。
また、多種多様のエクササイズマシンや、スーパーフードと言った健康志向の商品もたくさん見かけます。
美容や健康に対する意識がどんどん高まっていますね。
しかし、意外と見過ごしがちなのが、歯のケア、口元のケアです。
よく、初対面の第一印象で一番見られるのは、「目元」「口元」と言われます。
そして、笑顔が素敵だと更に良い印象を受けます。
綺麗で素敵な笑顔の印象は、歯並びが整い白く健康な歯が決め手。
歯並びを治すことで口元の印象をアップさせるほかにも、美容や健康、アンチエイジングに影響があることをご存知ですか?
今日は「歯の健康」に気を配るべき理由を3つ、挙げてみましょう。
1、美意識が高い人は通っている「歯のクリーニング」
毎日の食事などから固まった食べカスや歯石は、プロのクリーニングでしか落とせないものです。
そのまま放置しておくと、歯肉炎による歯茎からの出血、知覚過敏から始まり、虫歯や歯周病が進行すると最悪の場合、歯を抜かなければいけなくなってしまう恐れもあります。
目安として、3ヶ月に一度はしっかりと歯科衛生士さんにクリーニングしてもらいましょう。
2、健康な歯は、あなたの「健康寿命」にも大きくかかわる
「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存知ですか?
1989年から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動があります。
80歳になっても自分の歯で食べるには、定期的に歯科医院へ通い、ケアをすることが大切です。
20本以上の歯があれば、食生活はほぼ満足することができると言われています。
日頃から歯のケア、口元のケアを行っている人と、そうでない人とでは、健康寿命にもはっきりとした差が出てきます。歯のケアはいつ始めても遅すぎるということはありません。
気付いた時が始める時なのです!
3、大人になっても「噛み合わせ」を治せば顔の形が変わることがある
噛み合わせが悪いと、顎に無理な力がかかってしまったり、片側だけで食べ物を噛む癖がついてしまいます。
そうすると、顔の筋肉のバランスが崩れて、見た目に歪みが出てしまうことがあります。
いかがでしたか?
歯は一生のあなたの宝物です。
そして、口元美人は今からでも手に入れることができるのです。
まずは、今の自分の噛み合わせのチェックから。
歯科医院を受診してみましょう!